• 睡眠環境指導士が快眠に導くハウツーブログ

FROM 睡眠環境寝具指導士

 

熟睡と布団カバーの関係

 

布団を購入する時に、布団には多少ふんぱつしても良いものを買うけど、その分カバーは妥協しますって声を聞きました。でも、ちょっと待って下さい。睡眠環境寝具指導士として、ここは大切な部分で「黙っていられない」と思い書いています。

 

まず、掛け布団カバーは妥協しますって考えている人は、布団カバーの役割を汚れ防止程度にしか考えていないのではないでしょうか?

 

確かに、汚れ防止は布団カバーの大きな役割ですが、このような具体的に目に見える役割以外に、快眠を実現するための「理想的な寝床内環境」をつくるために必要な、目に見えない(※体は感じる)大きな役割があるんです。

 

 

 

 

|理想的な寝床内環境とは

(財)財団法人日本ふとん協会(睡眠環境と寝具マニュアル)より抜粋

 

御覧のように、敷き布団と掛布団で人が眠る環境の事を寝床内環境と言います。快適に眠るには、寝床内環境の湿度が33℃±1℃、湿度が50%±5%が理想と言われています。

 

人は、一年を通じて、暑くても寒くても、一晩で約コップ1杯分(200~300ml)の「汗」をかいているという事を聞いた経験があると思います。実は、汗が出る事はとっても大切な事で、というのも、汗が出ることで、体の体温が下がって「熟睡(深い眠り)」に入る事ができるという関係があるんですね。

 

 

 

 

|布団に求められる機能

リフォーム

 

逆に言うなら、布団には「汗」の吸収・発散を素早く行い、布団の中の環境を「熟睡(深い眠り)」しやすくしてあげることが重要な機能とも言えますよね。

 

それなら、出る汗をどうやって処理しましょう?ここで、重要になってくるのが布団の機能です。布団を選ぶ時のポイントにもされていると思いますが、大きく言うと以下の3つになります。

 

1.快適性(保湿性・吸湿・透湿・放湿性)

2.生活利便性(日常の手入れ・収納性・クリーニング性)

3.ファッション性(色・柄・デザイン)

 

その中で、今回のテーマと最も関連性のある「1.快適性(保湿性・吸湿・透湿・放湿性)」に注目して見てみましょう。

 

 

 

 

|選んだ布団の快適性(保湿性・吸湿・透湿・放湿性)はバッチリ

でも、想像してみてください。

布団の痛み防止や汚れ防止だけの目的で、妥協(安価)して購入した布団カバーが、快適性(保湿性・吸湿・透湿・放湿性)に劣っていたらどうなるでしょう?

 

つまり、こんな事が言えるのです。

 

「快適性(保湿性・吸湿・透湿・放湿)の処理機能が乏しい布団カバーが、

せっかくの布団の高機能をダメにしてしまう・・・」

 

安価なポリエステルなどの布団カバーを使用してしまうと、吸湿・浸湿・放湿ができないため、

不快なムレ感を感じたり・寝ている間に身体を冷やしてしまう可能性があります。

 

だから、布団のカバーを選ぶ時は、そのカバーが持つ機能をしっかり確認してから選ぶようにしてください。汚れなどから布団を守る事も大切ですが、布団が持つそのものの機能を守ることも、布団カバーにとって重要な役割です。

 

 

 

 

|選んで欲しい布団カバー

おすすめは、「天然繊維を使用した布団カバー」

 

技術が進歩した現在では、化学繊維でも付加機能で様々な機能が追加されている場合が多いですが、布団カバーは寝具の中では一番肌に近い寝具となりますので、肌に優しくて、間違いなく汗を吸収・放湿してくれる天然繊維を使用して欲しいと考えています。

 

では、具体的にどんな布団カバーが良いのでしょうか?

 

ひとつのカバーで通年使用したいという方は綿100%の布団カバーがおススメです。

ですが、綿100%とは言っても織り方や生地の厚さ、加工の仕方、産地による違いなど様々な種類があります。

 

その中で更におススメしているのが「ガーゼの布団カバー」です。

 

 

 

 

|睡眠環境寝具指導士がおすすめする、ガーゼの布団カバーとは

「えー!?ガーゼは夏向きの素材でしょー!?」との声が聞こえてきそうですが、実はガーゼは冬でも暖かいんです。ガーゼは通気性・透湿・放湿性が良いから夏の寝具に最適ということは知っている方も多いと思いますが、ガーゼは薄い生地を重ねて出来ているので、その間に空気層ができます。この空気層が冬でも暖かい理由なのです。

 

羽毛ふとんが暖かいのはふとん内に空気を多く保持することができるから、と同じ原理になりますね。

 

 

 

 

|注意したい、ガーゼの布団カバーを選ぶ時のポイント

安価なガーゼの布団カバーでは製造過程で多くの薬品を使用している場合が多く、臭いがキツかったり・肌さわりがゴアゴアしている場合が多いのです。

 

その臭いやゴアゴア感も洗濯を何回も繰り返すことで臭いのなく・柔らかなな風合いになりますが、ガーゼの唯一の弱点である「耐久性が他の生地に比べて弱い」ため気づいた頃には生地がかなり傷んでいるかもしれません。

 

もし、天然繊維で耐久性が良い物がいいという方は綿100%で平織のカバーがおススメです。

綿100%のカバーと言えばこちらが定番だと思いますので、分かりやすいかと思います。

http://www.yorknetta.com/SHOP/S2181055.html

 

 

 

|布団カバーは和晒(わざらし)加工のガーゼが断然おすすめ

和晒(わざらし)加工とは・・・

 

一般的な洋晒では、約40分程度で漂白を終えるのに対して、和晒は2~4日間じっくりと時間をかけて漂白します。

時間をかけて漂白することにより綿繊維の一本一本にストレスを与えることなく、形状を円形に保ちフワフワとした心地よいガーゼとなります。

洗濯を重ねるごとに風合いが良くなるのも和晒の特徴です。

 

また仕上がりに柔軟剤や顔料等などの化学物質を使用していないので、肌の弱い赤ちゃんでも安心して使うことができます。

 

当店でお勧めの和晒(わざらし)は、最長の4日間じっくりと漂白をした和晒プレミアム二重ガーゼのカバー ↓↓↓

http://www.yorknetta.com/SHOP/S21WG-24.html

 

お手頃価格のエントリーモデルもおすすめです。↓↓↓

http://www.yorknetta.com/SHOP/S21151410.html

 

 

 

|実際に使用しています

私はこの和晒プレミアムガーゼとエントリーモデルの和晒ガーゼをどちらとも実際に使用しているのですが、和晒プレミアムは通常のガーゼとは比べ物にならないほど柔らかな風合いで感動しました。エントリーモデルはプレミアムと比べると触り心地はやや硬いですが、洗濯をすると理想的な柔らかさへと変わっていきます。

 

エントリーモデルの和晒ガーゼも和晒プレミアム二重ガーゼもどちらも通年を通して快適に使用できますが、どちらかと言うと和晒プレミアムは二重ガーゼで生地内に空気層が出来やすいので冬向き、エントリーモデルの和晒ガーゼは夏向きの布団カバーと言えます。真夏は中身の布団を外してガーゼケットとして使用するのもおススメです。

 

 

 

 

|まとめ

せっかく、良い布団を購入したのに、その機能を布団カバーのせいで発揮できないという残念な結果にならないように、布団選びと同じくらいに布団カバーも選んでください。

 

よく、「神は細部に宿る」と言いますが、もしかしたら、快眠の神は布団カバーに宿っているかも?しれません。良い眠りに出会えますように。